スリッポンとは

スリッポンとは、スリップ・オン・シューズの略称です。はきやすさを「スリップ・オン」すべりこむという意味であらわしたものです。スリッポンはヒモ結びや金具などを使わない基本構造で、パンプスやモカシンなどは、スリッポンの一種にあたります。スリッポン、はきやすいのに、甲部分は深く、安定性があって歩きやすいという機能性の高いフットウエア、基本形であります。スリッポンは子供には、はきやすい分脱げやすくなるので、甲にゴム製のストラップをあしらう場合が多いです。スリッポン・いずれにしても、靴の中の靴、基本デザインであり、様々の靴は、このスリッポンから発展して、進化したといっても過言ではありません。

スリッポンとスニーカー

スリッポンって言えば、メンズのカジュアルシューズではスニーカーが定番ですが、最近では、カジュアルに履きこなせるスリッポンタイプの革靴も人気があります。スリッポンとはヒモが付いていないカンタンに履ける靴のことで、そのルーツはヨーロッパの宮廷で履かれた室内靴でした。スリッポンとは、英語では「すべり込む」という意味で、すべるようにスルリと履けることからこの名前スリッポンで親しまれています。ちなみにイギリスではスリッポンを「ステッップイン」(足を突っ込むだけで履ける)呼ばれているようです。スリッポンはとにかく履きやすさが決め手になるデザインなので、一見フォーマルな場にはそぐわない印象があります。最近はスリッポンもカジュアルさも大切なお洒落のポイントです。スーツの時はヒモ靴だけが正解とは限らなくなってきています。

スリッポンの種類

スリッポンといっても、種類は色々です。おなじみのローファーは、ヒモはもちろんバックルもなく、不精者にも履けることからLoafer(なまけ者)という言葉から名が付けられたそうです。スリッポン・甲の部分に切れ込みのあるベルトのデザインのペニー・ローファーは、洒落者がここに1セント(1ペニー)コインを挟み込んで飾りに使った事からこう呼ばれるようになったそうです。スリッポンはお気軽な発想で生まれたシューズというわけですね。このようにさまざまなタイプに分かれたスリッポンですから、年々バラエティに富んだデザインが発表されていますが、迷ってしまったらまずはシンプルなデザインのスリッポンから履いてみてはどうでしょうか?いつも着ているスーツでも、靴を変えてみるだけでガラッとイメージチェンジができるかもしれませんよ?

Copyright © 2008 スリッポンがやっぱりいいよね♪